1937年スペイン・セヴィリア(Sevilla)生まれのカルロス ファルコ氏が経営する、最近極めて注目されているマドリード近郊のワイン会社です。 彼は、ラ・マンチャ(La Mancha)などのワインでは無名な地域で、多くの人達に「量より質を求める」という考え方が無い中、1974年にスペイン中央部のラ・マンチャから少し離れたドミニオ・ヴァルデプサ(Dominio Valdepusa)にカベルネ・ソーヴィニヨンを植え、先進的な試みをスタートさせました。
カベルネから始めたワイン造りは、シャルドネ、メルロ、シラー、プチ・ヴェルドと言ったフランス系の品種を植え、ワイン法にとらわれず革新的なワイン造りに挑戦、従来とは全く違う新しいスタイルを築き上げました。ワイン関係者では知らぬ者のないエノロジスト、ミシェル・ロラン氏のアドヴァイスを受け、完璧とも言えるワイン造りの環境を整えています。
1993年から造り始めたシラー(shiraz)は、1995年にはワイン専門誌で、ギガルのコート・ロティ・ラ・テゥルク、ペンフォールド・ランジと同じ93/100点の最高に近い評価を受けました。また、彼の造るリオハ(Rioja)ワインは、地元ベルベラーナ社とのジョイントベンチャーから生まれました。ベルベラーナ社はリオハ地方の農協から最も良いぶどうを供給される資格を持っており、更にマルケス・デ・グリニョンはその中の特別に選別されたぶどうを使用してリオハとリオハ・レセルバを造り上げ、これらの新しいスタイルのワインは"リオハのレボリューション"と呼ばれ成功を収めました。
彼の先進的でアグレッシヴな活躍・成功と、スペインの王族と繋がりのある古い高貴な家柄でありながら飾らない親しみ易い人柄とが相まって、スペインでは単なる成功したワイン生産者というより国民的スターといった扱いを受け、雑誌には常にどこかに彼の名前や行動が掲載され、スペインの人たちの注目の的となっています。