イタリアワイン ヴェネト州

ソアヴェで最も成功をおさめるカ・ルガーテ

カ・ルガーテ
1930年代、カ・ルガーテの創始者、テサリさん(写真左)には毎日必ず行なわなければならない日課がありました。それは畑に囲まれた小高い山の上の家から馬に4箱のワインを積んで、ヴェローナの町のレストランまでトボトボと歩いて届けに行くことでした。というのも、そのレストランではどうしても彼のワインでなければならないと言い、その4箱のワインは一晩で売り切れてしまうほどの人気だったからだそうです。馬に積めるのは4箱が限界なので、毎日届けに行かなければならなかったのです。彼も高齢になり、もちろん今では馬に荷を積むことはありませんが、そのかわりに毎日欠かさずに畑に出てぶどうの世話をしています。

彼らの造ったワインは地元の品評会でいつも最高の賞を独占してしまうため、ほかの生産者から「品評会に出展することを止めて欲しい」と頼まれるほどです。カ・ルガーテはあまりにも小規模であるため、以前までは全くと言っていいほど知られていませんでしたが、現在では世界中に品質の素晴らしさが知れ渡ったため、この数年で状況が一変してしまいました。ガンベロ・ロッソの「ヴィニ ディタリア」では高く評価されています。カ・ルガーテのワインを味わうことで、ソアヴェの持つ一般的なイメージが覆ると思います。

カ・ルガーテ兄弟 カ・ルガーテ葡萄畑