コート・デュ・ローヌ地方

ジゴンダスに君臨するチャンピオン!

Santa Duc Family
今やコート・デュ・ローヌ地方南部のライジングスターといっても過言ではないドメーヌ サンタ・デュック。小柄ですが筋骨たくましく、陽気なイヴ・グラ氏によって営まれているドメーヌ(ワイナリー)で、1985年に父親のエドモン・グラより今のワイナリーを引き継ぎました。それまでは大半が樽のままワイン業者に売られていましたが、イヴ・グラ氏になってからは、すべて自家ぶどう園元詰めのワインに切り替えました。これは、とても手間のかかる作業を行っているということのあらわれで、ジゴンダスで最もポテンシャルの高いワインを造る生産者として知られるようになりました。

彼が持つぶどう園面積は10haと南部ローヌのドメーヌとしては小規模ですが、しかし、この小さなドメーヌのワインが、今や世界のワイン評論家を驚かせています。ロバート・パーカーJr.氏はジゴンダスの5ッ星生産者として非常に高く評価しており、彼の著書「ローヌヴァレー」の中で、「私にいわせればサンタ・デュックはジゴンダスに君臨するチャンピオンである」と言い切ります。

「エリタージュ=遺産」と名付けられたワインは、ドメーヌ・サンタ・デュックのコート・デュ・ローヌルージュの2004年ヴィンテージを格下げしたものです。つまり、通常はケラーヌ、ラストー、セギュレなどのコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとして出されるべきワインですが、生産量が極めて少ない為、通常は上記全ての地域をブレンドしてA.Cコート・デュ・ローヌとして格下げして売り出されていました。が、なんとそのワインを今回はヴィラージュどころか、コート・デュ・ローヌとしても出さずに、ヴァン・ド・ターブルとして売ることになったのです。全く普通のコート・デュ・ローヌでも完成度が高い出来栄えなのに、イヴ・グラさんのこだわりでこの2002年ヴィンテージのみ特別に格下げした、おそらく2度と造られることのない史上最高の「スーパー・ヴァン・ド・ターブル」です。

Santa Duc chateau Mr Gras in the field Storage