1986年よりステファン・レイナールと従兄弟のダニー・ヴァローヌの2人は、ヴァレ州サヴィエス村(Saviese, Valais)の地で、1haからぶどう栽培を始め、今では畑は14ha以上に拡大し、ヴァレー地区の中でも最適の地で21種類ものぶどうを栽培しています。彼らのワインで国外に輸出される量は限られており、極めて貴重なワインです。
スイスアルプスの谷あいにある風光明媚な村では古くから良質のワインが造られ、ワインテロワールのクロ・ド・マンゴールド(Clos de Mangold)は石灰岩、もう一つのクロ・デ・コルバシエール(Clos des Corbassieres)は片岩が特徴的で、どちらも急斜面の段々畑の様相をなしています。木樽での熟成はClos de Mangoldの地下の坑道で行われています。